こんにちは、みずくです。
前回の記事では「ChatGPTで商品説明を効率化した話」を書きました。
文章の悩みはかなり解消されて、出品スピードも3倍くらいに上がった。
「これでどんどん売れるだろう」と思っていたんです。
でも現実は違いました。
説明文を工夫しても、全然売れない商品が山ほど残っていた。
そのとき初めて、「売れない原因は文章じゃない。写真だ」と気づかされました。
説明文を磨いても、なぜか売れない
ChatGPTで作った説明文に、自分の言葉を少し足して出品。
「これなら伝わるはず」と自信を持っていたのに、1週間たっても反応がない。
「え、なんで?」と悩んで出品ページを見返しました。
そこで冷静になって見えたのが、自分が撮った写真の“ひどさ”でした。
- 背景が生活感丸出し(畳やカーテンが写っている)
- 照明が暗くて全体がくすんで見える
- 洋服はシワだらけで雑に置かれている
「そりゃ売れんわな…」と頭を抱えました。
写真は「お店の顔」だった
考えてみれば当たり前です。
フリマアプリは基本的に写真が第一印象。
スクロールしているときに「いいな」と思ってもらわなければ、説明文を読んでもらう前にスルーされる。
つまり 商品説明は“面接での自己PR” だけど、
商品写真は“履歴書の顔写真” みたいなもの。
どんなに言葉でアピールしても、見た目が悪ければ最初から選んでもらえないんです。
シワだらけの服を見て気づいたこと
特に洋服。
自分が出した写真を見返すと、折りジワやヨレが目立っている。
「この服、中古感すごいな」と自分ですら思ってしまった。
でも実物はそこまで悪くないんです。
ただ、写真の撮り方ひとつで印象が何倍も悪くなることを痛感しました。
そこで「写真を改善しないと副業として成り立たない」と本気で考え始めました。
改善のためにやったこと
まずは環境を整えました。
- 背景はシンプルに
部屋のカーテンや畳が写り込まないよう、白い壁を背景に選択。 - 光を意識する
夜ではなく、昼間の自然光が入る時間に撮影。
光が柔らかくて、商品がきれいに見える。 - シワを伸ばす
アイロンを軽くかけてから撮影。
これだけで見栄えがかなり変わった。 - アングルを工夫
正面、裏面、タグ部分、素材感のアップ。
買い手が知りたい角度を意識して複数枚撮影。
Canvaで「あと一歩」の仕上げ
撮影環境を整えたあと、さらに一歩工夫しました。
それが Canvaでの修正 です。
- 明るさを少し調整
- 写真の不要な影を軽く修正
- トリミングして背景を整える
プロのように完璧ではないけど、「ちょっと丁寧に扱ってます感」を出すだけで印象がガラッと変わる。
結果的に、自分の出品ページが「売れ残り感のあるページ」から「ちゃんとしたお店」に近づいた気がしました。
写真を変えてからの変化
改善した写真で再出品した商品が、数日で売れました。
以前は1週間経っても音沙汰なしだったのに。
「やっぱり写真なんだな」
このときの気づきは、副業を続けるうえで大きな分岐点でした。
写真は“商品説明以上の説明”をしてくれる
この経験から思ったのは、写真は単なる“画像”じゃないということ。
写真は文章以上に商品の状態や魅力を語ってくれる。
・「この服、大切に扱われていたんだな」
・「清潔感があるから安心して買える」
・「サイズ感もわかりやすい」
そう思わせられるかどうかは、写真にかかっているんです。
まとめ
- 商品説明を工夫しても、写真が悪ければ売れない
- 背景・光・シワ伸ばし・アングル、この4つで印象が大きく変わる
- Canvaなどツールでの微修正も効果的
- 写真は“商品説明以上の商品説明”をしてくれる
副業を始めて最初の頃、俺は「言葉」で勝負しようとしていました。
でも、結局いちばん大事なのは「見た目」。
写真こそが第一印象であり、商品を売る最大の武器なんだと学びました。
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