こんにちは、みずくです。
今回は、ちょっと踏み込んだ話。
2024年12月、俺は人生で初めて借金をしました。
額は50万円。知人に頭を下げてお願いしました。
理由は、突然の支払いが重なったこと。手持ちだけじゃどうにもならず、消費者金融も避けたかった。頼れる先が限られていた結果の判断でした。
そこから8ヶ月。副業もバイトもできない状況で、どうやって完済までこぎつけたのか。
今回は、俺がやった「固定費の見直し」について、具体的に書いていこうと思います。
医療保険の解約:「守り」より「攻め」に切り替えた
月5,000円、年間で6万円。
ずっと払ってた医療保険を見直しました。
「もしもの時にどうするんだ」と不安もあったけど、冷静に考えるとこの10年間、一度も使ったことがなかった。
それどころか、「何かあったら…」という不安のために、ずっとお金を払い続けてた気がして。
正直、解約ボタンを押すのは少し怖かった。でも「今は守ってる場合じゃない」と腹を決めました。
帰り道、なんとなく肩の荷がひとつ下りた感じがしました。
車両保険の解約:「頼れない保険」にお金を払う意味
昔、自損事故を起こしたときの話。
保険会社に電話したら「このくらいの修理費だと保険使わない方がいいですよ」と。
結局、10万円超を自腹。しかも翌年から保険料が上がる可能性もあるとのこと。
その経験がずっと引っかかってました。
「いざという時に頼れないなら、なんのための保険だ?」と。
それ以来、“安心料”として払っていた月4,000円に意味を感じなくなり、今回のタイミングで解約。
これからは運転にも、もっと責任を持とうと思ってます。
禁煙:タバコと一緒にストレスも燃やした
生命保険の見直し中、「非喫煙者は保険料が安くなる」と知りました。
これがひとつのきっかけ。
でも正直、それだけじゃ動けなかった。
最後に背中を押したのは、月に7,000〜8,000円が煙になって消えていく現実。
「借金もある、健康も危うい、どっちにしてもマズいな」と思い、禁煙スタート。
最初の3日はきつかった。でも1週間経つ頃には、「このままいけるかも」という感覚が出てきました。
今では吸いたいと思うこともほとんどなくなりました。財布にも、気持ちにも、少し余裕ができた。
楽天モバイルへの変更:固定費の王様を攻略
大手キャリアを使ってた頃、月7,000円近く払ってました。
でも楽天モバイルに変えたことで、月4,000円程度に。
しかも乗り換え特典で17,000ポイントもらえたので、半年分の携帯代に充てることができた。
「なんでもっと早くやらなかったんだろう」って、本気で思いました。
手続きも思ったより簡単で、正直ノーストレスでした。
家計分担:15年目のお願い
結婚して15年、家計はずっと自分が全額出してました。
でも今回、はじめて妻に「生活費、少しだけ協力してくれないか」と相談。
言い出すまでに時間がかかったけど、ちゃんと話したら、あっさり「いいよ。一緒に乗り越えよう」と言ってくれました。
月4万円の支出が減ったことで、気持ちにも余裕ができたし、夫婦としての“チーム感”も強くなった気がします。
食費の見直し:弁当生活に戻った
外食とコンビニ弁当中心だった生活を改めて、自炊とお弁当に切り替えました。
最初は面倒でした。でも慣れると案外こっちの方が楽。
なにより、家族から「おいしい」と言ってもらえるのが嬉しかった。
食費は月3万円 → 1万円以内に。
これだけで2万円の節約。
ちりつもって、結果的に大きな支えになりました。
8ヶ月で完済。見直した結果、月8万円を返済に回せた
上記の見直しで、毎月約8万円を借金返済に回せるようになりました。
- 医療保険・車両保険:9,000円削減
- 禁煙:7,000〜8,000円削減
- 携帯:3,000円削減+半年実質無料
- 妻の協力:+40,000円
- 食費:−20,000円
合計で月8万〜9万円。
これをひたすら返済に回して、ようやく50万円を完済。
借金は「終わり」じゃなく、「見直すきっかけ」だった
借金した時は、正直焦りました。
「詰んだかもしれん」と思った夜もありました。
でも、向き合ってみると「今までどれだけムダな出費をしてたか」に気づくきっかけにもなった。
結果として、借金を完済しただけじゃなく、生活の中に“選んで残す支出”が増えた。
そして、「自分の収入でどうやって家族を守っていくか」を考える時間にもなりました。
最後に
副業もバイトもできない状況でも、やれることはある。
もし今、同じようにお金のことで悩んでいる人がいたら、まずは固定費の見直しからやってみてください。
それだけでも、大きな一歩になります。
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